最新のデータによると、11月の北京の自動車販売台数は過去最高の9万6000台を記録し、昨年通年の4分の1に達した。中国汽車流通協会・有形汽車市場分会の蘇暉氏は、12月の自動車販売台数は間違いなく10万台を超えると見ている。中国汽車工業協会の最新の統計によると、12月1週目だけで北京の自動車台数は2万1000台増加し、1日当たりの登録車両数は3000台を超えた。1日当たりの自動車増加数は第3四半期と昨年同期の2倍に相当する。
「北京の渋滞緩和策は意見募集の段階に入っているが、原案を見るとナンバープレートの奇数・偶数による使用制限があるほか、車保有者にとって来年の自動車維持費も大幅に上昇するだろう。一部の消費者は維持費を負担できなくなる可能性もあるため、市民たちが車の駆け込み購入ブームに乗ることは必ずしも賢明なことではない」と、中国汽車工業協会の熊伝林副事務長は指摘する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月16日