オーストラリア全国会計士会・大中華圏分会が13日に発表した調査結果によると、調査を受けた香港の財務、会計、ビジネス分野の専門家の92.8%が2011年の香港の景気見通しは良好だと予想している。
同調査によると、中国大陸の経済成長、人民元の上昇の2つの要因は香港の経済成長をけん引するとの見方が強い。また、3分の1(29.3%)の回答者が大陸部の経済成長の勢いは香港の経済成長をけん引すると見ている。そのほか、香港は人民元のオフショアセンターに発展すると予想する回答者は24%、低金利の状態が続くと予想する回答者は17.4%、香港はアジアの企業上場の中心としての地位を固めると予想する回答者は16.5%に達し、これらは経済成長の原動力になると見られている。
さらに、インフレ圧力(23%)、資産バブルの崩壊(22.2%)、経営コストの上昇(19.8%)などは、香港の経済成長における3つの障害だと見られている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月16日