『中国証券報』
周小川総裁:典型的な「池」は外貨準備
中国人民銀行の周小川総裁は15日、北京大学で「景気回復の基礎はまだ固まっておらず、外部には不確実性があり、経済が正常な状態になったと判断することはできない。典型的な『池』は外貨準備で、ホットマネーの流入は完全に相殺することができ、量において国民経済に影響が及ぶことはない」と述べた。
住民の74%「物価高い」 満足度は11年来最低に
中国人民銀行が15日に発表した『2010年第4四半期の預金者アンケート調査報告』によると、住民の物価満足度は1999年第4四半期らいの最低を記録した。現在の物価、金利、所得レベルにおいて、住民の45.2%が「(債券、株式、ファンドなどに)より多く投資する」と回答しており、不動産は引き続き住民の投資が最も集まる対象となっている。