『証券時報』
中国注冊会計師協会:創業板会社の年間報告の会計監査に慎重に
中国注冊会計師協会は、2010年度上場会社の年間報告の会計監査において、公認会計士は10大リスク分野に十分配慮する必要があるとの通知を出した。そのほか通知では、創業板(新興企業向け市場)上場会社の会計監査など、判断が難しい特殊事項に慎重になるよう要求している。
尚福林主席:店頭市場設立の全体構想がほぼ形成
中国証券監督管理委員会(証監会)の尚福林主席は取材に対し、「未上場会社の株式譲渡に関する監督管理の原則はすでにはっきりし、店頭市場設立の全体構想がほぼ形成されている。証監会は続いて、店頭市場の設立を早急に進め、創業板会社の上場廃止制度の構築について検討し、国際板の創設に関する準備を進める方針だ」と述べた。しかし、国際板の創設に関する具体的なタイムテーブルは未定だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月21日