中国自動車市場の今年最後のイベントとなる広州国際モーターショーが20日に開幕した。モーターショー組織委員会によると、出展企業600社、ブース面積16万平方メートル、出展モデル890車種、予想入場者数50万人超など、今年のモーターショーは多くの面で過去最高規模となっている。
同モーターショーは今年の自動車市場の総まとめとなるだけでなく、来年の市場の風向計ともなり、このイベントを通し、各大手企業の来年の戦略を探り、市場全体の動きを把握することができる。
以下は、モーターショーの関連データをもとにまとめた5つの見どころ。
見どころ1 大手3社の力比べ
今年のモーターショーで、大手3社の力比べは最大の見どころになるに違いない。トヨタは3800平方メートルのブースに一汽トヨタ、広汽トヨタ、レクサスのニューモデル45台を展示する。フォルクスワーゲン(VW)のブースは3000平方メートルで、上海VW、一汽VW、VW輸入車の33車種が出展される。上海ゼネラルモーターズ(GM)は3大ブランドのビュイック、シボレー、キャデラックの23車種を公開する。