2010年広州国際モーターショーの5つの見どころ

2010年広州国際モーターショーの5つの見どころ。 2010年広州国際モーターショーが20日に開幕した。同モーターショーは今年の自動車市場の総まとめとなるだけでなく、来年の市場の風向計ともなり、このイベントを通し、各大手企業の来年の戦略を探り、市場全体の動きを把握することができる。以下は、モーターショーの関連データをもとにまとめた5つの見どころ…

タグ: 2010年 広州 モーターショー

発信時間: 2010-12-20 16:50:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

見どころ4 日系車の反撃

長年にわたって、珠江デルタの自動車市場を戦略の始まりとし、広州モーターショーを契機とする華南自動車市場は、「勝負師」の役割を演じてきた。上海ゼネラルモーターズ(GM)は2008年、南下戦略に乗り出し、戦略車種の新型リーガルと新型ラクロスを華南市場で発表し、GM中国の反撃戦を開始すると同時に、GMは中国において新しい局面を迎えた。昨年の広州モーターショーで、VWは南北VW(南の上海VWと北の一汽VW)と共同で「南方戦略」を発表し、日系車に直接対抗し、南方市場の欠陥を補う行動に出た。リコールなどの危機を乗り越え、日系車は来年に再起をはかることが予想される。

見どころ5 合弁ブランドが力を発揮

広州ホンダは2008年、合弁企業を設立し自主ブランドを確立する理念を率先して打ち出した。今年になって上汽通用五菱と東風日産はこれに続き、「宝駿」と「啓辰」をそれぞれ新設した。今年のモーターショーで、上述の3社は異なる方法でその実力を示している。合弁会社の自主ブランドはこの2年で「コンセプト」から「量産車」となり、消費者の生活に溶け込んでいる。今年のモーターショーは、これらの合弁会社の自主ブランドが最初に直面する試練になることは間違いない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月20日

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