企業海外進出の加速化について、陳徳銘商務部長は「これは『十二・五』期の最も重要な取り組みだ」と話す。
陳徳銘部長は、「中国は来年、政策面の支援とサポート力・保障面の能力を強化し、外貨準備の効果的な運用と人民元の流通ルートや方法の拡大について検討し、企業海外進出の加速化に支援を提供する。それと同時に、『主要国別の投資産業指導リスト』を更新・発表し、国外の重要なエネルギー、鉱物資源、農業に関する協力を引き続き進め、精密加工における協力強化を奨励する」と語った。
商務部対外投資・経済合作司の李明光処長によると、来年は対外請負工事、対外労務協力、対外投資を支援するための3つの法規の公布・実施に重点が置かれる。『対外労務協力管理条例』の下書きはほぼ出来上がり、来年初めの公布を予定している。また、長期にわたって進められてきた『海外投資条例』は意見稿がほぼ完成し、『対外請負工事管理条例』の関連文書と措置も来年公布予定だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月24日