最新のデータによると、今年1-11月の中国の保険料収入は1兆3400億元で前年同期より31.6%増加し、近年で最も高い伸びとなった。
専門家は、来年の保険料収入が今年と同水準になるとした場合、理論的に考えて来年は1000億元超の保険資金が資本市場に流入すると予測している。
ここ数年、保険会社の保険料収入が高い伸び率を維持している。データでは、2007年の全国の保険料収入は7035億元で、前年比で25%増。2008年の全国の保険料収入は9784億元で、同39.1%増。2009年は保険業構造調整により、保険料収入伸び率は13.8%に低下したが、全国の保険料収入は初めて1兆元の大台を突破し、保険会社資産総額も4兆元を突破した。
保険会社の保険料収入の一部が投資資金として利用されることができるため、推計では、保険会社の保険料収入の増加で、1000~2000億元の資金が資本市場に流入することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月29日