中国企業、2010年に上場ブームを沸き起こす

中国企業、2010年に上場ブームを沸き起こす。

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発信時間: 2011-01-07 18:21:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 中国の研究機関、清科研究センターが5日発表した最新の報告書によると、世界経済に回復の兆しが現れる中、中国経済は今後も急速な成長ぶりを維持し、中国市場に対する国内外投資家の期待感は一層高まっている。2010年、中国企業の上場ブームが沸き起こり、上場数と資金調達額はいずれも2007年の過去最高を塗り替えた。中国紙、国際金融報が伝えた。

 同センターが注目する海外の13市場と国内の3市場では2010年、中国企業計476社が上場した。

 同時に、健全で安定した経済成長を背景に、中国のベンチャー企業向け株式市場「創業板(ベンチャー・ボード)」のスタートを皮切りに始まった上場ラッシュがいまも続いており、中国企業の上場数は2007年の過去最高を突破した。通年で計347社が中国国内の3つの資本市場に上場、資金調達額は720億5900万ドル(約6兆円)、上場企業1社当たりでは2億800万ドル(約170億円)となった。増加率は前年比で上場企業数が2.51培、資金調達額は1.62倍。

 投資家の自信が回復し、市場に対する期待感が高まる中、ベンチャー・キャピタル(VC)と私募投資ファンド(PE)が支援する中国企業の上場数と資金調達額が09年より明らかに増加した。2010年の上場数は計221社(前年比144社増)、資金調達額は計395億1200万ドル(約3兆3千億円)(同1.53倍増)。

 「人民網日本語版」2010年1月7日

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