米ゼネラル・モーターズ(GM)が開発した2人乗りの電気二輪車「EN-V」の新型コンセプトモデルがこのほど、米ラスベガスで初公開された。
EN-Vは「電気ネットワーク化された乗り物(Electric Networked-Vehicle)」の略で、GPSを搭載したことにより車同士の相互通信を実現しており、交通渋滞の回避などにも一役買うことになる。今回新しく開発したモデルはボディを360度回転させることができ、運転席に座らなくても操縦できるという不思議な機能も持っているという。
新モデルは、一回の充電で40キロの走行が可能で、最高時速も40キロ。車体が軽く、衝突に弱いため、専用車道の設置など事故を防ぐ措置を考える必要がある。発売の日時は明らかにされていない。
「中国国際放送局 日本語部」 2011年1月12日