2010年、中国市場は上向き傾向を維持し、このような環境の下、各国自動車ブランドも遅れをとるまいと、販売台数を増加し続けた。各自動車メーカーが発表したデータによると、ゼネラルモーターズとフォルクスワーゲンが共に150万台の大台を突破、ヒュンダイ・キアと日産も100万台の壁を突破した。これにより、中国はゼネラルモーターズ、フォルクスワーゲン、日産などの世界大手自動車メーカーの最大の市場となった。
2010年、ゼネラルモーターズの中国市場自動車販売台数が235万台に
米ゼネラルモーターズは1月4日、公式サイト上で、2010年ゼネラルモーターズの中国自動車販売台数が28.8%増の235万台に達し、中国市場において販売台数200万台を突破した初の外資自動車メーカーとなったと発表した。2009年の販売台数は183万台で、前年同期比67%増という記録を打ち立てていたが、中国市場はやはりゼネラルモーターズにとって世界最大の市場のようだ。
ゼネラルモーターズは、この一年で中国での販売数が激増したのは、中国市場で新モデルを大量に投入したことが寄与しているとコメント。
同社の中国社長兼マネージングディレクター、ケビン・ウェール氏はこれをうけ、「2011年、ゼネラルモーターズは引き続き中国で世界最新のモデルを投入する。例えば、シボレー・ボルト。他には、新ブランドの宝駿も発売を開始する」と述べた。