米国の「FOXニュース」の外貨専門家のブルックス氏によると、過去18カ月の間に中国は新たな段階に突入し、グローバル経済において相当の発言権を掌握し始め、これによって中国の超大国としての立場を表明するようになったという。
また「ガーディアン」によると、中国が2011年に「十二五」計画を推進することは、英国のような先進経済体にとっては、一つの重要なチャンスとなることが予想される。先進経済体の質の高い製品の対中輸出が増加するとみられるからだ。たとえば2010年は高級車ロールスロイスが中国での販売記録をうち立てた。前出のリオンズ氏は「われわれは中国の重要性を認識する必要があり、中国に対して販売や投資を行う必要がある。ロールスロイスの業績には中国のぜいたく品市場のニーズが反映されており、中国は最も重要な成長のエンジンであることが反映されている」と話す。
「人民網日本語版」2011年1月13日