また邵局長によると、中国の現在の観光旅行目的地は140カ国・地域に上り、うち110カ所へ実際に旅行に行っている。中国国民が大量に出国して海外を旅行することは、それ自体がよい媒体であり、よい道筋であり、中国のイメージをかたちづくり、国のソフトパワーを向上させる上で重要な意義をもつという。
2010年に中国の三大観光市場は全面的に回復し、急速な成長を遂げた。2010年の国内観光客数はのべ21億人で前年比11%増加し、国内観光収入は1兆2500億元に達して同22.5%増加した。海外からの観光客数はのべ1億3400万人で同6%増加し、うち一泊以上の滞在者数はのべ5770万人で同9.5%増加した。観光による外貨収入は450億ドルに達して同13%増加する見込み。また海外観光客数はのべ5600万人に達して同17.5%増加するとみられる。
「人民網日本語版」2011年1月13日