秦山原子力発電所に関して言えば、稼動開始後に事故が起きたことはない。同発電所は中国で最初に建設された原子力発電所で、規模はわずか30万キロワットだ。中国の原子力発電は毎年、国際機関の検査と評定も受けている。
大亜湾原子力発電所ではフランスと同じ型のユニットを使用しており、このようなユニットはフランスに58基、世界に70-80基ある。同じ種類のユニットは毎年1回評定を受けている。毎回の評定で評価点数は評定を受けている国の中で中国は最低でも2位だった。これは全世界が参加する国際的な評定で、中国のユニットが安全だということを説明しているのではないか。
全国エネルギー工作会議で、中国は「十二・五(第12次5カ年計画)」期に10件の原子力発電プロジェクトを認可することが提起された。2020年までに、中国の原子力発電の設備容量は8600万キロワットに達する見通しだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月14日