胡潤百富(Hurun Report)が11日に発表したランキング調査報告によると、1千万ドル以上の資産を保有する中国千万長者の平均年齢は39歳、保有資産1000億ドル以上の億万長者になると43歳だった。男女比は男性7:女性3で、業種は不動産業と製造業が多かった。資産のほとんどは、投資回収と企業収益によって得られている。所有する自家用車は平均3.3台、腕時計は3,7個。プライベートタイムは、読書、旅行、ゴルフを楽しみ、60%は喫煙せず、好みのアルコールは赤ワインとウイスキー。主な投資対象は不動産と株券。腕時計、宝石貴金属、古代書画のコレクションを趣味とする人も多く、酒類のコレクションは自家用車を上回った。「国際金融報」が伝えた。
個人投資の分野では、不動産が主導的地位を占めており、調査対象となった富豪の3分の1以上が、投資対象として不動産を挙げ、株券を選んだ人は25%のみ。また、芸術・骨董品や非上場企業に投資する富豪が急増していることも目立った。