カローラ(花冠)は世代交代後も中国で販売され続けているため、新型モデルの中国名に英語を音訳した「卡羅拉」を採用し、これを国産化モデルの名称にした。カローラ(卡羅拉)もまた一時期人気を呼んだと言えるが、コンパクトカーの中で価格が高く、消費者は遠ざかっていった。少なくとも筆者のような実用重視の消費者の中には、16-17万元でカローラを買うくらいなら中型の乗用車を買う方が割に合うと考える人も多い。
筆者の見解
カローラEXは近ごろのコンパクトカーの中で人気のある車種だ。改良モデルがどのような販売実績をもたらすかを多くの人は知りたがっている。販売をやめるべき車種がこの時期に少し改良して発売されるのは、「2011年モデル」という新モデルの登場で市場拡大につなげるとの考えが働いただろう。