「産経新聞」は1月20日、日本の2010年GDPは5兆4千億~5兆5千億米ドルで、日本は1968年から42年守り続けてきた世界2位の地位を中国に渡すことになったと伝えた。
1月20日、中国国家統計局の馬建堂(マ・ジエンタン)局長は「中国が日本を抜いて世界2位になった」という情報に対し、次のように述べた。「中国の経済規模は拡大し続けているが、中国の発展方式がなお粗放的なものであり、まだ多くの経済構造を合理化させる必要があることを私たちは冷静に考えなければならない。中国の人口は13億を越え、GDP総額は大きいものの、一人当たりのGDPは低く、順位は世界100位以下となっている。世界銀行のまとめた2009年のデータを見ると、213の国と地域の中で、中国の一人当たりの国民総所得(国民総所得)の順位は124位である。これが中国の現実であり、私たちは冷静になって客観的に対応しなければならない」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月31日