旧正月の元日に当たる2月3日、アメリカ・カリフォルニア州観光局の主催によりロサンゼルスのディズニーランドで開催された「ギョーザ・フェスティバル」が注目を集めている。このイベントは中国で迎える旧正月・春節に合わせて行われているもので、中国から570人の観光客が第1陣として参加し、ディズニーキャラクターのミッキーマウスやドナルドダックも駆けつけたということである。
同州観光局の局長は「アメリカ入国手続きの簡素化や中国経済の好調により、近年カリフォルニア州では中国からの観光客が増え続けている。2010年だけでも、中国人観光客はのべ38万人に上り、一昨年に比べ42%増えた。成長が最も早い観光客市場としての中国大陸からは今年、およそ50万人の観光客が見込まれており、カリフォルニア州にもたらす利益は10億ドルになるだろう」と話した。
統計によると、2010年、アメリカを訪れた中国人観光客はのべ100万人に上ったが、2015年には、200万人を超える見込みである。