シンガポールが今年四月、アジア初となるスーパーヨットショーを開催する。
米「ウォールストリートジャーナル」は10日、「シンガポールはアジアにおける豪華クルーザーの中心としての地位を築こうと努力している。しかし、今回のショーに関しては、金持ちの増える中国市場に迎合し、ヨット製造業界を更に発展させよう狙っている」と伝えた。
中国のヨット製造業界はまだ始まりの段階にあり、少数の企業を除いて、相手先ブランド製造 (OEM)か組み立て生産がメインとなっている。ミドル・ローエンドクラスの生産、すなわち10メートル以下の小型艇の生産が多く、ヨット製造のコア技術はまだ持っていない。船舶工業経済研究所の張濤(ジャン・タオ)氏は、現在国内の豪華クルーザーのほとんどが輸入に頼っていると述べた。