日本の内閣府が14日公表したデータによると、日本の2010年10-12月期の実質GDP成長率は7-9月期よりわずかに減少、年間の名目GDPは中国に抜かれ、世界3位となった。しかし、アナリストの間では、中国などアジア諸国に対する輸出の増加により、日本経済は今後持ち直す可能性が高いとの予測がなされている。
日本経済が中国に追い抜かれたという事実は、日本が如何に中国に依存しているかを表している。日本の対中国輸出額は、輸出総額の5分の1を占めている。
日本の2010年10-12月期の実質GDPは前期比0.3%減、年率換算でマイナス1.1%と5期ぶりとなるマイナス成長を記録した。アナリストは、日本のエコカー補助金制度終了が自動車販売に響いたことが主な原因だとの見方を示した。