上海総合指数の日足チャート
1月のマクロ経済データの発表前日の14日、A株は大幅反発となり、上海総合指数は2カ月で最大の上げ幅を記録し、2900ポイントの大台に迫った。
多くの機関は、これは株式市場がマクロ経済データを織り込んだ動きだと見ている。
経済データが発表されると、毎回A株市場に変化が現れる。14日の上海・深セン株式市場の大幅上昇は、消費者物価指数(CPI)が再び最高を更新することへの市場の懸念を若干和らげる格好となった。春節連休明けに動きがなかった金融など価格の低いセクターは14日、活発な動きを見せ、上海総合指数は2カ月で最大の伸びを示し、深セン成分指数も4カ月で最大の上げ幅を記録したほか、A株の「お年玉相場」に権重株(A株市場に影響力を持つ株)とテーマ株が同時に上昇するという状況が初めて現れた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月15日