『中国証券報』
市場で預金準備率の引き上げ観測高まる
3カ月物手形を発行したのに続き、中国人民銀行は今週、14週続けて公開市場操作で資金供給を行った。今回供給した額は550億元。アナリストは、中央銀行手形の発行額は増加しているが、満額の1000億元超には届いていないとしている。中央銀行手形の発行額が短期内に大幅な増加を続けることは難しいことから、市場では人民銀が預金準備率を再び引き上げるとの見方が強まっている。
証券信用取引が通常業務に 参入条件引き下げも
消息筋によると、中国証券監督管理委員会は、試行から1年になる証券信用取引業務を証券会社の通常業務にする方向で検討していることがわかった。業界内で意見を募集し、関連の管理規則の修正を進めており、証券会社と投資家の参入条件を引き下げる。意見募集稿は早くて来月に公布される見通し。