2月16日、日本銀行は景気判断を9カ月ぶりに引き上げた。日本銀行は月間報告の中で、「改善テンポの鈍化した状態から徐々に脱しつつある」との見方を示した。
また、日本銀行はこの発表の前日に、0‐0.1%とする現在の金利政策を維持すると発表した。その理由は、日本経済が未だデフレから完全に抜け出せていないからである。
ロイター通信が発表した最新の調査結果は、日本銀行の楽観的な見方とほぼ一致している。調査によると、新興国の需要が日本の輸出および生産を牽引するため、日本経済は予想よりも早く低迷期を抜け出せる可能性が高いという。また、2012年に、日本はデフレから脱却できる見込みだとしている。