姚堅報道官は、1978年10月、改革開放の初期に、トウ小平氏は(日本を訪問して)新幹線を体験する時の写真を展示した。 |
商務部が17日に行った定例記者会見で、姚堅報道官は2010年と2011年1月の商務業務運営の状況について報告するとともに、レアアース、物価、対外貿易といった注目点をめぐり質疑応答を行った。
【質問】:最近のデータから、中国の経済規模が昨年日本を抜いて世界2位になったことがわかる。このことは中国がこれから国際的な実務的活動の中で演じる役割や負わなければならない責任が増大することを意味するか。ひいては先進国のように相応の大きな責任と義務を負わなければならないのか。
【姚堅】:最近、私もこの数字に注目している。昨年9月には特に経済規模の問題について、この場で皆さんに対して商務部の見方を明らかにした。中国の国内総生産(GDP)は昨年39億8千万元の規模に達し、一人当たり平均GDPも上昇を続けている。私は全体として次の点について述べたいと思う。
第一に、13億人の人口という大国にあって、経済発展を中心とし、中国の特色ある社会主義の道を歩むことを堅持するという歴史的プロセスの中にあって、経済発展は急速な伸びを達成し、特に過去五年間には大きな成果を上げた。数多くの国民に幸福をもたらすことができただけでなく、国際社会における中国の地位も向上したといえる。一人当たり平均GDPはかつての1700ドルから増加して、現在は4千ドルを超えた。