中国の2010年のGDPはおよそ5兆9000億ドルに達したが、アメリカは14兆6000億ドルで、両国の間にはまだまだ差がある。しかし、『フィナンシャル・タイムズ』は、「ラドブロークス社の定義では、両国の差は人々の持つ印象よりも小さい。なぜなら、ラドブロークス社は購買力平価説(PPP)を評価基準として採用しているからだ」と報じた。PPPを採用する米エコノミストは昨年、「2010年の中国の経済規模は14兆8000億ドルで、14兆6000億ドルの米国をすでに追い越した」と発表している。
しかし、この結果に対して異議を唱えるエコノミストも多い。国際通貨基金のデータによると、PPPを基準とした2010年の中国のGDPは10兆1000億ドルだという。
『フィナンシャル・タイムズ』によると、ラドブロークス社は「中国の経済規模は2020年までに25兆ドルに達し、世界一になる」と予想している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月22日