国税総局が現在、一部の商品について輸入関連税を引き下げる計画であることがこのほど一部のメディアで報道され、消費者、代理購入業者ら各方面の注目を集めた。これについて関連部門の責任者は20日、「我々はこの情報についてまだ把握していない。いくつかの報道は確かに確認したが、これらの報道は情報源がはっきりしていない」と述べたほか、「このような政策は1つの部門だけで決められるものではない」と指摘した。国際金融報が伝えた。
粉ミルクや化粧品の国外からの代理購入は人気を集めており、ますます多くの消費者が海外からの輸入品を購入するために利用している。商品の代理購入は価格面で大きなメリットがあるため、人々の間でますます流行し、大規模化しているが、一方で税の抜け穴も拡大しつつある。
中国の電子商取引市場データ観測報告によると、昨年、海外からの代理購入市場取引規模は120億元に達した。大部分の代理購入は関税を払っていない。輸入関連税は最低でも10%以上、最高で100%以上に達するため、これらの税収の流出だけでも最低数十億元に達することになる。
「人民網日本語版」2011年2月23日