経済成長モデル転換 民間企業のチャンスと挑戦

経済成長モデル転換 民間企業のチャンスと挑戦。 政府活動報告で、経済構造の戦略的調整を経済成長モデルの発展促進の主な攻略法とすると述べていたが、民間企業の発展にとって、これは何を意味するのだろうか。ワハハ社長の宗慶後氏は「経済成長モデルの転換は民間企業にとっては、一つのチャンスでもあるし挑戦でもある」と述べた…

タグ: 中国 経済 企業

発信時間: 2011-03-06 14:58:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

政府活動報告で、経済構造の戦略的調整を経済成長モデルの発展促進の主な攻略法とすると述べていたが、民間企業の発展にとって、これは何を意味するのだろうか。ワハハグループは経済成長モデルの転換においてどのような方策を考えているのだろうか。浙江省杭州ワハハグループ有限公司の取締役会長・社長の宗慶後氏は「経済成長モデルの転換は民間企業にとっては、一つのチャンスでもあるし挑戦でもある」と述べた。

経済構造の戦略的調整は、一つに輸出と投資によるて経済成長のけん引から、消費による力による経済成長のけん引に転換すること。二つ目に、第一次産業、第二次産業、第三次産業の連携によって経済成長を促進すること。この二つをモデル転換していくためには、まずは分配を拡大する必要がある。第三次産業はサービス業であるため、発展させるためには、まず一次・二次産業の収益を上げる必要がある。

民間企業にとって、市場経済へ移行していく段階での資本の本源的蓄積過程を終えた後は、企業の発展の恵みを従業員が共に享受するべきであり、従業員の収入を大幅に上げていく必要がある。従業員の収入が増加すれば、消費を後押しすることができ、サービス業の発展に繋がり、経済全体が繁栄する。経済が発展すると、市場競争は激化するため、企業は要となる競争力に磨きをかけ、自らを鍛え、科学技術イノベーションを推進していく必要がある。また、経営管理体制などの様々な方面で成長していかなければいけない。

三つ目は、経済発展に求められる課題は、今後更に厳しいものになるだろうということだ。特に環境保護、省エネ・汚染物質排出削減に力を入れなくてはいけない。資源を無駄使いし、安い労働力に頼ってきた経済発展の時代はもう終わったのである。これは我々に課せられた大きな挑戦となるだろう。中国は経済構造の転換において、世界経済の復興に大きく貢献してきた。我々は更なる向上を目指し、海外の企業にも多くのチャンスを与えるつもりだ。海外の最先端企業とより良い協力を進め、省エネ・汚染物質排出削減やシステムのイノベーションにおいて、共に発展していきたい。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月6日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。