陳徳銘商務相は第11期全国人民代表大会第4回会議の記者会見で、「中国の今年の貿易政策は『輸出の安定、輸入の拡大、黒字の縮小』である。貿易構造の調整と最適化を加速し、自由貿易区戦略を推進、輸入便宜化措置を実行したことにより、輸入の」伸びは今後輸出の伸びを上回るだろう」と述べている。
そのほか、業界関係者によると、商品価格の上昇、人民元切り上げなどの要因が貿易会社のコスト負担を増大し、貿易赤字の副次的な原因となっているという。データによると、1~2月、中国の鉄鉱砂、大豆の輸入価格はそれぞれ62.6%、22.7%上昇している。人民元対米ドルレート基準値も2月28日、6.5752元となり、前年より3.83%上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月11日