交通運輸部と浙江省人民政府による戦略協力合意書調印式が12日午後に行われた。浙江省は「三位一体」港航物流サービスシステム構築プロモーション会も開いた。
「浙江省海洋経済発展モデル区計画」は国務院の承認によって正式に国家戦略に格上げされた。同計画は大口商品取引のプラットフォーム、陸海連動の集散・流通ネットワーク、金融・情報支援システムの「三位一体」港航物流サービスの構築を重要な柱としている。浙江省は海洋経済の発展を全面的に推し進め、省内の港の統合的発展、長江デルタ地域の港の差異化発展、港周辺産業のモデル転換型発展を実現する。また、浙江省に中国最大の大口ばら積み貨物戦略備蓄拠点、中国にとって重要な港物流拠点および大口商品取引拠点を建設する。2020年までに「三位一体」港航物流サービスシステムを全面的に構築し、寧波舟山港をアジア太平洋地域における重要な総合的国際ハブ港にする。
浙江省の海洋経済発展の独自の強みに目をつけ、五砿鋼鉄有限責任公司、中国国電集団、武漢鋼鉄(集団)公司など国内外の大企業26社がプロモーション会に参加。計20件、総投資額650億元の企業誘致契約がその場で締結された。
「人民網日本語版」2011年3月14日