日本は半導体、パネル産業、テレビ、デジタル電子などの分野で世界的に重要な地位を占めており、地震による影響は避けられそうにない。現在、東芝、ソニー、パナソニック、シャープなど日本の大手メーカーが被災状況を発表している。14日、商務部の公式サイトが伝えた。
世界のメモリ市場にも動揺が走りそうである。東芝は11日、地震の影響により、三重県四日市市のフラッシュメモリチップ工場を操業停止にすると発表した。また、岩手県の工場も停電と設備の損壊により、納品がストップする可能性がある。昨年12月、同企業のNAND工場は停電により、供給困難な状況に陥ったことがある。当時、東芝は以後2カ月の生産量は20%減少すると発表していた。
東芝は韓国のサムスン電子に次ぐNANDフラッシュメモリメーカーであり、世界の市場の約3分の1を占めている。東芝は12日、工場はそれほど大きな影響を受けていないと発表した。現在は操業が再開されているが、運送などにはある程度の影響が出ている。