米ガートナー財務長官は現地時間15日、上院(参議院)で、連邦住宅金融抵当金庫(フレディマック)と連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)が主導している米国の住宅抵当市場の改革は慎重に進めていくべきであり、スピードを求めてしまうと成功しないと主張した。
また、ガートナー財務長官は「ホワイトハウスが提唱した3種類の改革準備方案の目的は全て、民間部門がより発言権を発揮することであり、ある程度のリスクを伴う」と指摘した。改革措置を取らなければ、アメリカの不動産市場の不安定さは深刻化し、金融危機の元凶となっている市場の欠陥も改善できないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月17日