『中国証券報』
核関連施設の安全検査 原発プロジェクト一時中断
国務院の温家宝総理は16日、国務常務会議で、日本の福島原子力発電所の放射能物質漏洩の状況報告を聞いた。会議では、専門チームを発足し、中国国内全ての核関連施設に対し、徹底した安全検査を行なう予定だ。核関連の安全規格を注意深く定め、原子力発電所の開発に向けた中長期計画を調整する。「安全計画」が承認されるまでは、初期的な作業項目も含めた原発プロジェクトを全て一時延期することを決定した。
一株あたり利益0.49元 前年同期比約60%増
3月17日現在、中国の上海・深セン両株式市場の計502の上場企業が年次報告を発表した。報告によると、これら企業の2010年の総営業収入は前年同期比29.37%増の1兆9600億元、純利益は同比59.9%増の1413億9600万元だった。一株あたりの利益は同比約60%増の0.49元に達した。502社の純資産利益率は平均で12.71%で、前年同期に比べ2.61ポイント上昇し、上場企業の収益力は向上している。