国家統計局が24日発表した第11次五カ年計画(2006-10年、十一五)期間の経済社会の発展成果に関するシリーズ報告書「国際的地位を緩やかに向上させ 国際的影響力を持続的に拡大する」によると、中国の国内総生産(GDP)が世界に占める割合が、2005年は5.0%だったのが、2010年は9.5%に上昇した。
同報告書によると、十一五期間に中国のGDP総量の世界ランキングは徐々に飛躍し、05年の5位から06年は4位、07年は3位となり、10年に2位となった。中国のGDPの米国のGDPに対する比率は05年の17.9%から、10年は40.2%に上昇した。
また同報告書によると、十一五期間に中国の一人当たり平均の国民総所得(GNI)は大幅に増加した。世界銀行の計算によると、09年の平均GNIは3650ドルで世界125位となり、05年の128位から3位上昇した。平均GNIの世界平均GNIに対する割合は05年の24.8%から、09年は41.8%に上昇した。
「人民網日本語版」2011年3月25日