注目に値するルポルタージュ

注目に値するルポルタージュ。

タグ: 中国 経済 環境 ルポ

発信時間: 2011-03-28 15:17:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

林国本

最近、中国の「国際文化出版公司」から出版された、高見邦雄著、中国語版「雁栖塞北――来自黄土高原的報告」(万里の長城の外側――黄土高原からのレポート)を読んで深い感動を覚えた。この本の著者高見邦雄さんは1971年、日中国交正常化の前に初訪中した人で、1992年から緑の地球ネットワークを立ち上げて山西省大同市の黄土高原で、植林事業に取り組み始め、地元の人たちとの交流をつづけながら、黙々と植林事業に取り組んできた日本人である。

高見さんがこの本の中で述べているように、この数十年来、中国は改革、開放政策の実施によって、世人を驚嘆させる発展をとげた。今や次なる30年のスタート地点――第12次五カ年計画の最初の年に入った。私見ではあるが、北京や上海などは、もう日本の東京とほとんど変わらないデパート、ショッピンモール、レストランがあるご時世であり、まだ現役の頃、日本の訪中団に随行して中国の西北部に行ったことがあるが、その自然の厳しさには驚く以外になかった。それゆえに、自分が北京で仕事をし、東京にも仕事で長期間滞在する人生を過ごしてきたことに大いに満足してきたし、また、発展途上国としての中国がいちはやく中程度の先進国になることを願ってきた。しかし、これは願うだけではダメで、やはりすべての中国人がそのために努力しなければならないと思ってきた。

高度成長期を体験した日本人の高見邦雄さんが、それこそもと朝日新聞の記者、本多勝一の「アラブ遊牧民」、「ニューギニア現住民」、「カナダ・エスキモー」(エスキモーは今ではイヌイットということになったらしい)という本に書かれているものとほとんど同じような厳しい環境で頑張り続けたことを知って、私はこの本の序言を書いた、元中国文部次官の劉徳有さんと同じように感動した。

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