国家知識産権局は28日、2010年の大陸部の企業別の発明専利(特許)の授権件数ベスト10を発表した。
中国では知的財産権の主体としての企業の地位が日に日に高まっている。第11次五カ年計画(2006-10年、十一五)期間に企業が提出した特許の出願件数は162万件に上り、第10次五カ年計画(2001-05年、十五)期間の4倍に達した。先端技術の分野での発明特許の申請件数は5倍以上増加し、石油化学工業や通信などの分野での知財権で優位にある企業は、すでにコア技術の特許で他社に先んじている。十一五期間に大陸部から提出された特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願は3万6千件に上り、十五期間の4.3倍に増加し、世界ランキングは10位から4位に上昇した。2010年の大陸部の発明特許出願件数は39万1千件に達して、世界2位となった。