復星集団はこのほど、上海市普陀区紅十字会を通じて日本の震災被害地に向け義捐金500万元(約6318万円)を送った。義捐金の受け渡し式典には、上海市紅十字会の馬強常務副会長、日本在上海総領事館の河内俊夫領事らが参加した。中華工商時報が伝えた。
復星集団の汪群斌総裁は式典において、「中国も自然災害が頻繁に発生する国であり、今回地震・津波被害に見舞われた日本の人々のつらさはよく理解できる。天災は無情だが、人には情けがある。この危機の中、福島第1原発で復旧作業を続ける作業員は、自らの命さえもかけて作業を続けている。この義捐金は、彼らにとっては大きな助けとなれないかもしれないが、寄付という行動を通じて彼らに敬意を示し、環境と人類の健康を守るための彼らの犠牲と貢献に感謝を表したい」と述べた。
河内領事は、中国企業からの日本への関心と慰問に感謝を表明したほか、「数日前、中国の小学生たちが『日本の被災地の子供を助けたい』と、お小遣いを大使館に届けてくれ、とても感動しました」と語った。子供たちの素朴な言葉と行為は、中日の友好を表現した。
「人民網日本語版」2011年3月30日