国家体育総局体育指導センターと瓊海市ボアオ海龍文化産業投資有限公司の共同記者会見の模様
国家体育総局体育指導センターは、ドラゴンボートをテーマとしたレジャー体育基地の建設とレジャー体育産業の育成に関して、瓊海市ボアオ海龍文化産業投資有限公司と契約を締結したと発表した。海南省ボアオに中国ドラゴンボート基地と中国ドラゴンボート博物館を建設する計画で、投資総額は20億元だという。
調べによると、ボアオにはドラゴンボート基地とドラゴンボート博物館を建設する地理的な利点があるという。隣接する玉帯灘はギネス記録に載り、万泉河、九曲江、龍滾河はボアオで合流している。三江、三島、三嶺、一灘で構成されるボアオは、世界の環境保護の専門家から、世界の中でも河口の自然景観が最も完璧に残されている場所だと称された。交通が便利で、自然と観光資源に溢れたボアオは、世界一流かつアジア最大規模のドラゴンボート基地を建設するのに適した場所である。
ドラゴンボート基地・ドラゴンボート博物館建設プロジェクトには、中国ドラゴンボートレース・トレーニング基地、中国ドラゴンボート文化博物館、中国ドラゴンボート文化展示センターの建設が含まれている。中国ドラゴンボートレース・トレーニング基地はドラゴンボートをメインに、毎年各種のドラゴンボートレースを開催し、選手にトレーニングの場所を提供する。また、ボアオ海龍プロドラゴンボートチームを結成し、カヌー、カヤック、競艇、ヨット、パラセーリング、サーフィン、ウェイクボード、ウィンドサーフィン、カイトサーフィンなど水上競技の発展を大いに推進し、観光客に豊富な水上スポーツを楽しんでもらう計画である。
中国ドラゴンボート博物館は、異なる時期、異なる地域、異なる文化において発達したドラゴンボートの歴史を展示することをテーマに、ドラゴンボートの知識を普及させ、ドラゴンスポーツを世に広めることを目的としている。博物館は各地の異なるドラゴンボートの実物を展示し、ドラゴンボートのスポーツ精神を通して、青少年の教育を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月1日