日本の野田佳彦財務相は8日、閣議の後の記者会見で、東日本大震災の復興に向けた2011年度第1次補正予算案について、国債を発行しないという考えを強調した。野田財務相は「基本的には国債発行をしないで財源を確保し、相当規模の補正予算を組みたい姿勢に変わりはない」と述べた。
民主党内では建設国債を発行し、財源を確保すべきだとの意見が出ているが、野田財務相はその意見を否定した。野田財務相は「建設国債であろうが赤字国債であろうが、市場は国債としかみない。そこは要注意だ」と述べた。
第二次以降の補正予算に関して、野田財務相は経済刺激策の研究が必要とした上で、復興現況により機動的・適切な対応が必要だとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月11日