日本製造業企業、中国への移転が加速化

日本製造業企業、中国への移転が加速化。

タグ: 日本 地震 企業

発信時間: 2011-04-12 12:00:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国の経済コンサルティング会社、HISグローバルインサイトがこのほど発表した研究レポートによると、中国は2010年、世界の製造業の生産額の19.8%を占めて、世界一の製造業大国となった。今後も、中国の製造業は成長し続けるという。

業界関係者は、地震後、日本は産業の移転を加速させているが、多くが中国製造業の急成長にあやかろうと狙ったものであると指摘した。

中国の税関総署が発表した2010年中日貿易の分析報告によると、昨年、日本からの機械・電気製品の輸入額は1199億8000万元、日本からの輸入総額の7割近くを占めた。商務部の姚堅報道官はこれまでに、日本は我が国第三の貿易パートナーかつ第一の輸入市場であり、中国の輸入総額の12.6%を占めていると述べている。また、多くの日系企業が中国で生産や出資を行っており、大地震は両国の貿易と製造業への投資に影響を与えそうである。

日本は中国に対し、主にハイテク製品、電気設備、精密機器などを輸出している。地震により石油化学、電子、自動車部品の供給が激減し、また、交通がストップしたことで、日本の産業は正常に運営することが難しくなった。これにより発生した供給不足は、中国の関連産業に多大な影響を与えた。

業界関係者は、これも日本製造業企業が中国への移転を加速させた要因であるとの見方を示した。

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