調べによると、江蘇省、浙江省、安徽省、山東省などの食品加工工場では日本からの受注が急増しており、多くの工場が注文に追い付いていない状態だという。例えば、福建省の聖農実業有限公司では、日本地震発生から1カ月間の加工鶏肉出荷量が、すでに2010年の出荷量の約10倍以上となった。
日本からの注文が急増しているとはいえ、すべての中国企業が注文を得られているわけではない。日本は世界で最も食品検査の厳しい国であり、輸出許可証がなければ日本に輸出することは許されないのだという。加工鶏肉を例にとると、日本への輸出が許可されている中国の工場はわずか35企業であり、これ以上増えることはないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月14日