中国の国家統計局は15日、第1四半期の経済データを発表した。データによると、第1四半期の消費者物価指数(CPI)は前年同期比5.0%増。その内、3月のCPIは前年同期比5.4%増だったが、前月比では0.2%下がった。
第1四半期のCPIは前年同期比5.0%増。その内、都市部は4.9%増、農村部は5.5%増だった。種目別にみると、食品類が11.0%増、酒・たばこ類が2.0%増、衣服類が0.3%増、家庭設備用品および修理費が1.6%増、医療・保険および関連個人用品が3.1%増、交通・通信が0.1%減、娯楽・教育・文化用品および関連サービスが0.6%増、居住費が6.5%増だった。
3月のCPIは前年同期比で5.4%増、前月比では0.2%減だった。
第1四半期の生産者出荷指数は前年同期比7.1%増、3月の同指数は前年同期比7.3%増、先月より0.6%上昇した。第1四半期、生産者仕入れ価格は前年同期比10.2%増、3月の同指数は前年同期比10.5%、前月比では1.0%の上昇だった。
第1四半期の国内総生産(GDP)は9兆6311億元、前年同期比9.7%増だった。産業別にみると、第一産業が3.5%増の5980億元、第二産業が11.1%増の4兆6788億元、第三産業が9.1%増の4兆3543億元だった。第1四半期のGDPは前四半期と比べ、2.1%増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月15日