日本3月の貿易データが20日発表された。3月の貿易黒字は8割近く縮小、輸出は16カ月ぶりに減少した。地震と津波により日本および多国籍企業は正常に操業が行えず、日本経済の見通しに対する懸念が強まっていた。
財務省が20日発表した報告によると、日本の3月の輸出は前年同期比2.2%減の5兆8660億円、市場の予測を1.1%下回った。2月の輸出は9%増だった。
日本の輸出額は16カ月ぶりに減少した。これは地震が日本企業の生産に影響を及ぼしたことが響いた。多くの企業は現時点でまだ完全に操業を回復できていない。
輸出の減少により、日本の貿易黒字は大幅に縮小した。報告によると、3月の貿易黒字は前年同時期比78.9%減の1965億円となった。市場の予測では、3月の黒字は6454億円になるとされていた。国別にみると、対中国輸出は3.8%増、対アジア輸出は横ばい、対アメリカ輸出は3.4%減だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月21日