米メディア、BRICSは経済同盟の域を越えている

米メディア、BRICSは経済同盟の域を越えている。

タグ: BRICS 経済 

発信時間: 2011-04-20 16:19:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米紙ワールドジャーナルは18日の社説で、「BRICSが三亜サミット終了後に発表した宣言の中のいくつかの内容は経済改革に関するものであるが、経済問題の中に存在する政治的課題に関するものでもあり、特に宣言の最後の2点に関しては政治性が顕著となっている。BRICSはすでに経済同盟の域を越えている」と指摘した。

以下、同紙社説の概要。

「BRICs」という言葉は、ゴールドマン・サックスの資産管理部門責任者、ジム・オニール氏が2001年に初めて提唱した言葉で、経済発展が著しいブラジル (Brazil)、ロシア (Russia)、インド (India)、中国 (China) の頭文字を合わせた4ヶ国の総称である。昨年末からは、急成長をみせる南アフリカを入れ、「BRICS」と称されるようになった。

2006年、BRICsの首脳がロシアで初めて会合を行った。今回、中国三亜で行われた3回目の会合は、規模も大きくなり、会合は会議へと姿を変えた。また、会議も形だけのものではなく、実質的な協定「BRICS銀行協力体制金融協力枠組み協定」を結び、国債発行、企業上場、資本市場に関する協力を行うことを取決めた。それは単純な提案的構想ではなく、具体的な内容と行動を示すものであった。

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