国務院新聞弁公室が4月28日に開いた記者会見において、国家統計局の馬建堂局長は2010年第6回国勢調査の主要データ(速報値)を発表した。
これによると、中国の総人口は13億3972万4852人だった。
60歳以上の人口は全体の13.26%、2000年より2.93ポイント上昇しており、高齢化が加速していることが示された。
2000年以降、中国の人口増加率は年平均0.57%であり、少子化の状態にある。
1家庭当たりの人口は3.10人で、2000年より0.34人減少しており、家庭の規模も縮小していることが明らかとなった。
また、大学以上の学歴をもつ人口は、2000年の調査では10万人に3611人だったが、今回の調査では8930人まで増加した。非識字率は2000年の6.72%から4.08%まで減少した。
現住所と戸籍地が異なり、戸籍地を離れて半年以上経つ人の人口は2億6139万人で、2000年より81.03%増加した。
都市部の人口は6億6557万人で、全人口の49.68%を占め、2000年より13.46ポイント上昇した。
男性の人口は51.27%、女性の人口は48.73%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月28日