日本の大地震、津波、原発事故の影響を受け、ムーディーズは見通しが暗いとして、日本の2011年経済成長予測を1.5%増から1.0%増に下方修正した。
ムーディーズは「全国マクロリスク状況」レポートの中で、次のように指摘した。「日本の2012年のGDP成長率は1.5%~2.5%と予測している。2011年は地震によりサプライヤーチェーンに影響が出たが、生産の回復や復興作業が経済によい刺激を与えるため、2012年の日本経済見通しは良好である。」
報告によると、ムーディーズは、地震の影響により2011年上半期の日本経済は衰退するが、下半期には成長に転じると予測している。
2011年の世界経済について、日本の実質GDP伸び率は約0.5%、これまでの予測から約1%減となった。ムーディーズは、震災後の復興作業により、2012年の日本経済はさらに勢いのある成長を実現すると予測した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月27日