中国は自動車販売台数で世界一となった。
それに伴い、中国国内の自動車メーカーも急成長を遂げている。合弁ブランドの外国メーカーが中国市場を重要視し、より多くのモデルを現地化しようと狙っているが、中国国内ブランドもそれに負けじと、北京と上海で開催される国内最大のモーターショーで、国内そして世界に向け自社ブランドを存分に披露している。
中国の自動車販売台数は1800万台を越え、中国ブランドの市場シェアも2009年の約29%から2010年には31%を上回った。中国ブランドはますます力をつけてきている。
モーターショーにおいても、中国メーカーは世界初公開車や新エネルギー自動車を展示している。また、新型ディーゼルエンジンを公開したり、電動エネルギー自動車のバッテリー技術を紹介するなど自動車以外のエンジンや技術の紹介にも力を入れている。
今回の上海モーターショーでは、各国内ブランドともに自社の目玉商品を展示している。その中でも、華晨汽車(ブリリアンス・オート)は新車9モデルを上海モーターショーに展示した。これまで関心度の非常に高かった新型「中華」セダンのみならず、電気自動車「中華」コンセプト、電気自動車「大海獅w」を展示。その他、「金杯S30」や「閣瑞斯(グランス)」なども展示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月26日