これまで、モーターショーの見所といえば、コンパニオンとコンセプトカーだった。コンパニオンは何度見ても飽きることがなく、今年も変わらずの見所となっている。しかし、いつの日か、新エネルギー車がコンセプトカーに取って代わってモーターショーの見所となっていた。新エネルギー車はコンセプトカーとして登場することが多いが、新エネルギー車という呼び方のほうがコンセプトカーよりもしっくりくるのだ。
ガソリン価格が8元を突破した。新エネルギー車は燃費の面でコストが抑えられ、また、政府から補助金がもらえるため、人々から注目されるようになった。
それだけではない。北京市は、ナンバープレート抽選購入制限政策を実行した後で、新エネルギー車については購入制限の対象としないと発表していたが、さらに新たな政策を打ち出した。その政策とは、純電気自動車を購入した人は、補助金のほかにも、“抽選なし、通行制限なし、納税なし”の優遇政策を享受できるというものだ。ナンバープレートの抽選に当たる確率は28分の1以上であるが、電気自動車を購入すれば抽選の必要がなくなる。これにより、電気自動車への関心はますます上がった。