中国国家発展改革委員会の解振華副主任はこのほど、同委は第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)期間に関連部門とともに、十二五の計画綱要の要求を踏まえて、再製造産業の大規模化を促進する方針であることを明らかにした。具体的には、計画の指導、モデル事業・テスト事業、産業の集積、技術イノベーション、システムの建設を強化するという。
解副主任によると、中国において深い戦略的な意義を再製造産業をさらに発展させることに力を入れるという。2010年に中国の自動車保有台数は8千万台を超え、主要建設機械の保有台数は300万台を超えた。もしも再製造製品の部品市場に占めるシェアが5%に達すれば、生産額は400億元を超えて、新たな経済成長点を形成することになる。再製造製品では、新製品を製造する場合に比べて、エネルギーを60%、材料を70%、大気を汚染する物資の排出量を80%以上、それぞれ削減することが可能だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年5月3日