『上海証券報』
中央銀行規制力維持 預金準備率・利率を適切に利用
過去4ヵ月で、中央銀行は4度にわたって預金準備率を引き上げ、利上げは2度行われ、集中的な金融政策は市場に深い印象を残した。中央銀行は3日夜、『2011年第一四半期中国金融政策執行報告』を発表した。それによると、次の段階でも金融政策は然るべき規制力を維持し、物価とインフレ懸念を管理し、預金準備率と利率を利用して規制を行う。
不動産市場調整強化 購入規制・価格規制拡大
中国不動産業協会の関係者によると、中央政府が各地に派遣した不動産市場調整・監督調査チームが4月下旬に北京に戻った。今後は住宅都市農村建設部によって、調査結果の総括が行われる。これにより、住宅市場調整政策は熟考され、改善される。新しく執行される内容には、都市での不動産購入規制の実施拡大、北京で実施されていた価格規制不動産の他の都市への拡大などが含まれる可能性がある。