中国外交部の崔天凱副部長は5月6日の国内外メディア向けブリーフィングで、今回の対話のテーマが「全面的な互恵経済パートナーシップの構築」に決定したことを発表した。このテーマをめぐり、両国は以下の課題を議論する。
1. 新興産業分野などの貿易と投資の協力促進。
2. 金融システムの整備や金融監督管理の強化。主に金融業の改革、国境を越えた金融監督管理の協力など。
3. 構造調整と発展モデルの転換の推進。
4. 経済の強力、持続可能、バランスのとれた発展の促進。主に世界のマクロ経済情勢と試練、欧州の主権債務危機、中東・北アフリカ情勢が地域経済や世界経済に及ぼす影響、東日本大震災など。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月9日